天然染料顔料会議の大会について
天然染料顔料会議(NDPC)では、年1回大会を開催しています。第1回は2004年8月に山口県由宇と福岡県津屋崎で、第2回は、2005年6月に沖縄県立博物館と恩納村博物館との共催で沖縄で、第3回は2006年11月に京都で、第4回は2007年9月に東京(八丈島を含む)で、第5回は2008年8月に北海道で、第6回は2009年9月に愛媛で、第7回は2010年9月に群馬で、第8回は2011年9月に金沢で、第9回は2012年9月に大分で、第10回は2013年9月に広島で、第11回大会は2014年11月に奈良で開催し、無事終了しました。
2015年度の大会である第12回大会は、2016年2月に東京で開催しました。
第12回大会
日時:2016年2月28日(日)10:00〜17:00(受付開始:9:00)
会場:色彩のギャラリー (追分敏彰さん御一家主宰のギャラリーで、(株)大成コーポレーションの2階にあります。)
東京都足立区古千谷本町1−10−28 TEL 03-5856-8380
アクセス:日暮里、西日暮里からでている舎人ライナーの舎人駅下車徒歩10分
内容:
【研究・実践報告】
「チベタンラグ、絨毯について」追分敏彰(大成コーポレーション)
「ブータンの染色」片岡淳(琉球大学名誉教授)
「生紫根の湯揉み抽出と乾燥紫根のアルコール抽出による絹の染」会員有志
昼食(コハダ寿司、巻き寿司など、会員の手作り・持ち寄り)
チベタンアンティークラグ展示会の見学
大成コーポレーションの絨毯洗浄工程の実演と工場内見学
地域で異なるインド藍製造と藍建ての比較」角寿子(北の藍染織工房)
「すくも藍・琉球藍 藍建ての比較」星合美和
「19年前のすくも藍による灰汁発酵建て実践報告」菱川淳子
「播磨産スクモを用いた藍染め液の微生物」常盤豊(グリーン・プロダクツ・ラボ)、世嘉良宏斗(沖縄県工業技術センター)
「藍の生葉による紫色染色の条件」牛田智(武庫川女子大学)
【見学】「チベタンアンティークラグ展示会」
定員:20人
参加費:2000円(当日受付)