天然染料顔料会議 第2回大会の概要
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第2回の大会は、2005年6月21日(火)から25日(土)に、沖縄県立博物館と恩納村博物館との共催で、沖縄で開催しました。 大会の詳細については、機関誌に掲載されています。 |
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| チラシ(表) | チラシは、クリックすれば拡大されます | チラシ(裏) |
| 今回の大会には、外国から、フランスからドミニク・カルドンさん、カナダからカレン
D. カッセルマンさん、オーストラリアからダイ・マックファーソンさん、アメリカからルーファス・デイとカレン・デイ夫妻が参加して下さいました。また、日本人ではありますが、グァテマラから児嶋英雄さんにもご参加いただくことができ、国際色豊かな大会となりました。 ドミニク カルドンさんは、フランス国立科学研究センター主任研究員で、天然染料に関して幅広く研究をされています。特に、2003年に発行された「Le Monde des teintures Naturelles(天然染料の世界)」というフランス語の本は、天然染料の集大成とも言うべき著作で、この功績により、2003年10月には、第6回 ロレアル 色の科学と芸術賞銅賞を受賞されています。この時、および、2004年5月の京都国立近代美術館におけるファッションと色彩展での講演に続いての来日です。今回の講演とワークショップは、カイガラ虫にまつわる内容でした。 カレン D. カッセルマンさんには、地衣類の染色の講演とワークショップをしていただきました。地衣類というのは、変わった植物ですが、実は4000年以上染色に使われてきました。この地衣類染料に関して25年研究されてきています。また、テキスタイルデザイナーでもあります。「Lichen Dyes(地衣類染料)」という本なども書かれています。 中米からは、永年中米の天然染料・顔料について研究をされている、児嶋英雄さんに、マヤブルーに関する研究をご紹介いただきました。マヤというのは、民族集団を指す語であって、マヤという国があったというわけではありません。古くから文明が芽生え、多くの遺跡、それも不思議な遺跡が残っています。その土器や絵文書に使われているブルーが、有機物であるインジゴと、ある種の粘土鉱物をミックスし、適当な熱を加えることでできた大変不思議な「有機顔料」についての話題です。児嶋英雄さんは、「世界不思議発見」に出演されたこともある、在グァテマラの歴史民族学研究家、染織研究家です。最近のエルサルバドルにおける天然藍の復興にも多大の 貢献をされました。 海外からの参加者で講演をしていただいた上記のお三人には、その地方ならではの染料・顔料を、実物を見せていただくなどして紹介していただいたわけですが、日本からの発表でも、生葉で木綿が青く染まる中米の染料植物であるサカティンタをとりあげました。このほか、会員それぞれの研究成果や実践の成果の発表も行われ、充実した研究発表会となりました。 今回の大会では、様々な方にお世話になりました。おかげをもちまして有意義な大会とすることができました。厚く御礼申し上げます。 |
| 参加費 ◆講演会、研究・実践報告発表会<21日>・・・会員と沖縄県民:2000円、一般:3000円 ◆講演会、研究・実践報告発表会<22日>・・・会員と沖縄県民:3000円、一般:5000円 ◆研修ツアー・・・5000円 ◆ワークショップ(23日、25日の各日)・・・会員と沖縄県民:5000円、一般:8000円 ◆展示への出品料・・・1区画につき5000円 |